「手作り感」からの打破 ~未来へ向けた意味ある仕組み作り~様

「手作り感」からの打破 ~未来へ向けた意味ある仕組み作り~

2020年11月ご導入

株式会社グリーンシード

代表

岡本 真治

※インタビューの内容は取材時のものになります。

株式会社グリーンシード

事業内容
住宅、不動産
従業員数
34名
設立
1996(平成8)年7月23日
所在地
東京都
課題
感覚評価の実施。給与のばらつきが発生している 。集計業務や給与査定に時間を要している(Excel運用)。

    人事評価制度の導入の背景と、実際導入してみてどような効果を感じていますか?

    これまでは評価自体は行っていたものの、客観性が保たれているか、やや不安を感じていました。

     

    十数年、部署や役職に応じて評価する項目を自社で作り、評価の基準として実施していました。しかし正直なところ、実際の評価業務を行なう場面で「これって正しい判断が下されているのかな?」という疑問符が頭に浮かびながら、ずっと評価を行っていました。

    そういった状態が続いていくことを懸念し、指導してくれるところを求めて、いろいろな社労士さんや会計士さんに相談をしていました。

    そこで、あしたのチームを含めて「プロに相談しよう」ということになり、複数のプロのお話を聞いたうえで、あしたのチームに決めました。

     

    実際に導入した人事評価制度は、評価の基準が明確で、「評価する側」「評価される側」がはっきりするようになったと思います。
    以前は、360度評価なども行ない5段階評価で行っていましたが、それだと3の評点がつきやすく「3点つけておけば安心安全」というどっちつかずの状態で評価せざるを得ない状態でした。

    それが、あしたのチームの人事評価制度を導入したときに、評価者も被評価者も「4段階で評価する」「できた・できなかったを明確にする」という緊張感を持ちながら運用を始められていると思います。

    正直「ここまで細かく計算し尽くされているんだな」というのが、最初の印象です。もしかしたら、その細かさの影響はあまり大きくないかもしれませんが、最終的な1点2点の差を、感覚値ではなく徹底的に明確にしていると感じます。項目の割り振りやウェイト付けも含めて、総合的なバランスがいい制度だと思います。

    人事評価制度を運用していく中で苦労したこと、また、その局面をどのように対処しているのか教えてください。

    どういったことでも同じだと思いますが、新しいことを皆さんに行なってもらうときには、少なからず抵抗感が生まれ、エネルギーが必要になります。

    こちらとしてはしっかりとした意図があって新しいものを取り入れているんですが、それを理解してもらうことに一番苦労しています。

     

    当社のカルチャーとしても、自由な風土を尊重している会社なので、従業員に一律同じ事をやってもらうといった業務依頼は、あまり多くありません。
    そのような中で、あしたのチームの担当者の支援を受けつつ、役員陣の決意の元、従業員に納得してもらうためにどうすればいいかをひたすら考え、いまは啓蒙活動の最中です。
    絶対に「やらされ感」を持ってほしくないので、この評価制度をやる意義や意味・本人のメリットを高いレベルで理解してもらうことに日々頭を悩ませています。

     

    現在は「作業的な抵抗感」はほとんどありません。
    あとは、半年後の第1回目の評価で「どういった評価が出るのか」という期待値が高いので、そこでどれだけ納得してくれるかがポイントになってくると思います。

    今後、人事評価制度の運用により、さらに改善したいことを教えてください。

    当社は、「営業部門」と「非営業部門」の2部門に分かれていて、今は「非営業部門」の評価に活用しています。この「非営業部門」は、中途採用が中心の為、給与や手当に統一感がない状態です。

    この状態を数年かけて評価制度と報酬を連動させて、整えていきたいと思っています。

     

    現在は「営業部門」に評価制度を使っておらず、成績至上主義の完全にフルコミッションで報酬を決めています。行動目標も設定しておらず、ひたすら数字を高めることに重きをおいている状態です。

    極論、「会社に来なくても数字さえ上げていればOK」という状態ですが、今後は、「非営業部門」で運用している人事評価制度の効果を高め、可能な制度は「営業部門」でも導入して、全社でバランスよく評価の比率を整えて活用していければと思っています。

     

    報酬に関しても、基本給がバラバラだったり、同じ手当でも金額が違うということがあります。いきなりガラッと変えるのは難しいかもしれませんが、徐々に人事評価制度に連動させた形を取って統一感ある報酬体系にしたいと思っています。
    報酬連動においては、クラウドでの管理をもっと進めていきたいと思っています。

    現在はエクセルで管理をしていて、良いところもあるんですが、数式を一つ間違えるととんでもない数字が出てきてしまい大切な給与を間違えてしまう可能性があるので、かなり神経を使っています。

    これらの給与情報もクラウドに乗せ換えて管理できれば、神経をすり減らさなくてもいいのかなと思っています。

    今後、人事評価制度を導入する企業に対してのアドバイスをお願いいたします。

    当社は「手作り感」に悩んでいたところから打破できました。本当にいろいろなプロの話をお聞きして、クラウドもいくつか見させてもらいました。
    それぞれ素晴らしいクラウドでしたが、これをどうやって使いこなせばいいのか不安が残りました。あしたのチームは、その不安を払拭してくれるサポートをしてくれます。一言で言うと「家庭教師」のようにサポートの内容も仕組化されていて、運用時の年間スケジュールも予め設定されています。そのスケジュールも宿題形式になっていて、いつ自分たちが何をやらなけれないけないかが見えるようになっています。

     

    システム自体が素晴らしくても、誰が責任者になり運用していくかが一番心配でしたが、あしたのチームではその心配がなく、素晴らしいシステムになっています。

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      ※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社
       HRTechクラウド市場の実態と展望2019年度版」より。

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