会社が、社員が変わるために ~お客様へ届ける、80年目の「挑戦」~様

会社が、社員が変わるために ~お客様へ届ける、80年目の「挑戦」~

2020年12月ご導入

太榮株式会社

代表

名倉 敬一郎

※インタビューの内容は取材時のものになります。

太榮株式会社

事業内容
段ボール製品および包装資材全般販売
従業員数
101名(令和2年2⽉1⽇現在)
設立
昭和32年(1957年)3月
所在地
中部愛知県
課題
人手不足の解決、一般社員の育成、管理職の育成、ビジョン共有、魅力的な報酬制度

    会社及び事業について教えてください。

    太榮株式会社

    弊社は、80年以上包装材に関わってきた、段ボールのメーカーです。
    事業は、印刷業からスタート。

    ラベル印刷をきっかけに梱包資材に携わるようになり、今では段ボールを製造しています。もちろん、紙系、樹脂系の梱包材は幅広く取り扱いをしていますし、印刷物もご提案しています。

    「包み、届ける。最適に。安全に。」というキーワードで、私たちは売るのではなく“商材”をどのように使ってもらえばお客様にとってメリットがあるのか、ひとりひとりの物流に関するお悩みを解決するために最適な方法は何かを考えご提案を致します。

    物流の事は、“太榮にすべて任せれば大丈夫”と言っていただけるように、ご期待の上をいく課題解決策を生み出す「提案力」、自社一貫製造による無駄を省いた独自の工程でお客様の要望に瞬時に対応する「スピード感」、お悩みにはすぐ駆け付け、社員一丸で取り組み築く信頼関係と「ふれあいの力」の3点を大切にしています
    それは企画のご提案から、ご納品まで自社一貫製造だからこそできる事であり、80年以上大切にしている理念でもあります。

    でも、この仕事を継続できているのもお客様や協力会社、従業員あっての事ですので、これからも“感謝”と“信頼”を大切に、会社つくりをしていきたいと思っています。

    現状の組織の課題を教えてください

    弊社は昔からの風土が残っている会社です。

    現在まで大切にしてきた「人を大切にするという事」はとても重要ですし、これからも残していきたい財産でもあります。

    一方でそのことが甘え、甘さにつながっていることがあります。例えば、大きな会社と取引をするあまり安心感が出すぎたり、リスクへの配慮が足りなかったり…
    そのような心配をしてくれている従業員はたくさんいると感じておりますが、実際には自分が何をすればよいのかわからない、たとえ自分だけが行動を起こしても等と、従業員の思考がどうしても後ろ向きになってしまっているというのが現状です。

    人材不足や経験値不足などにより、社内の業務改善に時間がなかなか取れないという問題にも当たっています。

    これまでの環境変化は何とかして乗り越えることができましたが、これからはそう簡単にはいかないと思っておりますので、まず問題点を洗い出し目指す方向を全員の共通認識として共有した上で、会社と従業員が一緒に前に進むことが必要だと感じています。

    また管理職の育成も課題の1つです。

    実際に制度構築の中では、それぞれの職位(部長、課長など)に求めたい要件を明確にするところから始めています。評価業務を通じてマネジメント面においても成長し、一方で制度をうまく活用して部下・後輩の育成に努めてもらいたいと考えています。

    課題解消に向けて、人事評価制度に期待していること(こんな評価制度にしたい)を教えてください

    人事評価制度の運用を通じて、質の良いコミュニケーションが増えることです。

    そして全従業員が同じ方向に向かっていくことができるようになるということの2点を先ずは期待しています。

    今回の取組みを積み重ねることによって、従業員全員が達成感を得て、さらにはモチベーションアップにつなげることができれば、会社理念や方針がより浸透することができると考えています。そうして目標への取組みについても、従業員の意識が変わり、会社と人財の成長につながるということに重きをおいた人事評価制度にしていきたいです。

    また、これまでの人事評価制度では「目標数値」や「人間性」を主に見て判断してきましたが、「行動プロセス」も評価することができるようになるため、これまで従業員から不透明だと思われていた部分を透明化することにつながり、一定の不満が解消できると考えています。

    会社と従業員の「頑張りのモノサシ」を人事評価制度で統一することにより最終的には優秀社員の離職防止にもつながり、さらには太榮株式会社でのキャリアプランが明確になることによって、新規採用時のミスマッチ防止や内定受託率の向上にまでつながっていくと期待しています。

    3年後の会社のイメージを教えてください

    3年後には、上司部下間はもちろん従業員同士のコミュニケーションが増えて、より活気のある職場になっていてほしいと考えています。

    その中で従業員一人一人が成長をし、日々の業務を通じて達成感を感じてくれていれば本当に嬉しいことだと思っています。そのためにも、会社が目指すところが明確であり、それに向かって進む従業員全員の目標も明確になっていて、活動ができているという状態が必要不可欠だと思いますので目指していきたいです。

    また目標に向かう姿勢そのものが“挑戦”しているものであってほしいと思っています。さらには、弊社で働いている従業員は前提として人として思いやりがあり、それぞれの仕事に対して熱意と情熱を持ち合わせている、そのような環境になれば理想的です。

    自身、そして部署や会社の目標に対して執着心があり、積極的に課題解決にチャレンジして最後までやりきる意欲があるという、弊社が理想的だと考える要素をもちあわせた社員が多く在籍しているような状況を目指していきたいです。

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      ※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社
       HRTechクラウド市場の実態と展望2019年度版」より。

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