評価制度を活用して社員の自主性を育て、「みんなでつくる東京保安通信」へ様

評価制度を活用して社員の自主性を育て、「みんなでつくる東京保安通信」へ

2020年10月ご導入

東京保安通信株式会社

代表

鈴木 仁

※インタビューの内容は取材時のものになります。

東京保安通信株式会社

事業内容
音声通信、IPネットワークなど通信に関するコンサルティング、設計、構築、運用、保守
従業員数
約40名
設立
2013年5月
所在地
東京都関東
課題
社員が自主性をもってスキルを高める会社にしていきたい。そのためにそれを促す管理職を育成していきたい。

    会社及び事業について教えてください。

    東京保安通信株式会社は、音声通信、IPネットワークなど様々な通信に関するコンサルティング、設計、構築、運用、保守を主体とした業務をご提供させていただいております。当社は音声通信、IPネットワークの安定稼働をめざし、保守点検や機器の安全点検また運用保守による24時間365日監視をはじめ、新規構築のコンサルティング、設計、運用をおこなっております。
    また様々なコールセンター構築経験を活かしコールセンターのコンサルティング、構築、運用保守も手掛けております。
    複数ベンダーを扱い、お客様の立場に立った運用保守、またお客様のニーズにあった設計、構築を目指し精進努力しております。

     

    特徴としては、ITインフラに関わる提案/設計/構築/運用/保守を一気通貫でご提供していることです。
    ITインフラ産業は幅広いですが、これらを全部通して実施ができる企業はなかなかに少ないので、そういう意味で隙間産業と言えるかもしれません。
    社員はほとんどがエンジニアでして、社内でネットワークの設計や構築・運用保守を行なっている社員もいれば、お客様先に常駐してその企業様にあったネットワークの構築を行なっている社員もいます。

    現状の組織の課題を教えてください

    もう少し若手(20~30代)の比率を増やしていかなければいけないと考えています。またそのための教育体制も課題です。
    というのも元々、縦のライン(上司部下)では連絡・報告がしっかりと行なわれ、横のライン(社員同士・他部署同士)では相談・コミュニケーションがしっかりと行なわれる、という体制にしたいという想いがあり、30~40名規模ではありますが部署も分け、組織化を行なっていました。

    しかし、現在は中途採用が9割であるということもあり、平均年齢が40歳を超え、20~30代が少ない状態となり、結果的に横のラインの人数が少なく、狭くなってしまっている状態なのです。
    理想としている組織体制の実現のためには、もっと若手がやりがいを感じられるような仕組みが必要だと感じていますし、そのための管理職の育成も課題だと考えています。

    またやはり当社はエンジニアの会社ですので、スキルアップに対してより自主性をもって動く社員が増えてほしいとも考えています。
    そのために各社員が自主的にスキルアップをできるような仕組み、スキルアップしたいと思えるような仕組みの構築と、それを支える管理職の育成が必要だと考えています。

    課題解消に向けて、人事評価制度に期待していること(こんな評価制度にしたい)を教えてください

    課題解消のために必要なことは大きく分けて下記の2点だと思っていますので、そこに対して効果を発揮してくれることを期待しています。

    まず1点目はこの仕組みが若手のやりがいに繋がることです。

    評価制度というのは「何をどう頑張れば評価されるのか?」「会社には何を求められているのか?」を明確にすることによって社員に行く先を提示し、それに伴い成長やスキルアップをした社員はしっかりと認められて評価されるための仕組みだと思いますので、その仕組みが社内にあることによってやりがいに繋がってくれればいいなと期待しています。
    続いて2点目は、管理職陣の評価者としての育成です。評価制度がうまく機能するかどうかの肝は評価者が握っているといっても過言ではありません。

    当社の管理職メンバーはエンジニア、技術職の社員が多いので、技術・スキルの部分では秀でた社員が多いですが、部下育成などマネジメントとなるとまだまだこれからより一層のスキルアップが必要であると考えています。

    この評価制度を通じて部下と向き合うことによって、部下に対する期待や部下の課題と向き合い、成長を促進させることができるような、そんな管理職が育っていけばいいなと期待しています。

    3年後の会社のイメージを教えてください

    弊社は2024年に創立10周年を迎えます。数値的な目標としてはこのタイミングで売上10億、従業員数としては80名を目標にしています。
    定性的なところでいうと、各部署が自立して成り立つ状態を作り上げたいと考えています。
    現在は各部門に対して、私が1つ1つ戦略を考えて落とし込み、それを実行してもらうという形になっているのですが、理想としては各事業部に事業部長がいて、その事業部長がしっかりと旗を振って、自部署で採算が取れるように戦略を考え、実行できるような状態を作りたいのです。
    ある程度組織体系も考えてあって、2つの事業部に分けていきたいと考えています。その各事業部の中に、各事業部の技術営業担当や技術担当者、教育担当者など、役割を定義づけて組織化していくという構想です。

     

    また、10周年に向けて社内でプロジェクトチームを作ろうと考えています。社員を巻き込んで、メンバーに実現したいことをヒアリングした上で、それを実現する上で必要な実施事項を一緒に洗い出し、1つ1つ実行していくイメージです。例えば「全体的にもっと給与水準を上げたい」という目標に対して、「ではより利益を出すためにも技術力を上げていく必要があるが、技術力を伸ばすために何をするか?」を考えてプロジェクトとして実行していくイメージですね。
    そうやって社員の自律性を育てながら、この3年の間に未来の東京保安通信を担う社員を育てていきたいと思っています。

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      ※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社
       HRTechクラウド市場の実態と展望2019年度版」より。

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