時短勤務を増やしたが、結果的に生産性が上がり給与がアップした様

時短勤務を増やしたが、結果的に生産性が上がり給与がアップした

ご導入

医療法人社団徳治会 吉永歯科医院

代表

理事長 吉永修

※インタビューの内容は取材時のものになります。

医療法人社団徳治会 吉永歯科医院

事業内容
歯科/矯正歯科/インプラント/審美歯科/総合的治療/歯のクリーニング
従業員数
85名
設立
1984年
所在地
熊本県
課題
エンゲージメントを高めたい

    あしたのチームを導入した理由はなんですか。

    理事長 吉永修氏

    徳治会では5年前から時短勤務をはじめとした、様々な制度改革に取り組んで来ました。

    その結果、現在では医院全体の残業時間が月15時間内に収めることができるようになりました。さらなるステップとして今度はどこまで『生産性』を伸ばしていくかを考えた結果、社員一人一人が成長するしかないという結論に至りました。

    では、どうすれば社員一人一人の能力を伸ばすことが出来るのかと考えていた時に、あしたのチームの人事評価制度構築に出会いました。

    「ゼッタイ!評価®」は、評価者が被評価者に対して何を指導すべきなのか明確であり、被評価者は自分で目標を立て考え、決めたことを達成すれば必ず評価されると言う仕組みです。その点に大変魅力を感じ、導入を決めました。

    導入後の効果・成果を教えて下さい。

    集合写真

    他の歯科医院が診療時間を夜遅くまで延長し、診療日を増やしている中、当院は診療予約時間の短縮、診療日を減らすなどして時短に取り組んできました。

    結果、生産性がこの2年間でそれぞれ前年対比8.4%、8.6%アップし、給与に関しては前年対比20.8%アップを実現することができました。

    時短勤務を行った上で売上を伸ばすという結果が出たことにより、社員が「長く仕事をすることが、必ずしも良いことではない」という意識を持つようになり、「何が必要で、何が省けるか」を考えることで仕事の効率化ができたと思います。

    ただ、人事評価制度導入に対して課題も若干残っています。

    目標設定がうまくできずに苦労している社員もいますが、評価者がどのように目標設定を指導できるかによって行動目標(コンピテンシー)の差が大きくでるため、評価者がこの人事評価制度に対して理解をしっかり持ってもらい、被評価者の成長を促しています。今後は評価者に対して、「ゼッタイ!評価®」の仕組みだけでなく、経営に関しても研修を重ねていく必要があると考えます。

    エンゲージメント向上に繋がった秘訣を教えて下さい。

    医院内

    時短勤務を取り組み始めた年度の経営方針は「省く年」とし、業務内容の見直しを実行しました。

    さらに、私たちの考えを理解して来院していただく患者様をより大切にするためにも、患者様をセグメントすることを行いました。

    それにより、必要な業務が明確になり各々が集中できるようになったと考えています。院長をはじめ、ドクター、衛生士、技工士、助手、受付と全ての社員がこの評価制度に取組み、報酬連動を実現することができ、それが報酬連動型人材育成プログラムに繋がったことで、ベクトルが同じ方向を向きました。

    勤務時間を減らし、患者様を減らした上で、業績が上がったという成功体験が次の成功を生み、それが給与アップという形で表れていると考えます。

    また、以前から、上司と部下の面談の機会を持つように心がけていたものの、業務の都合上ほとんどできていませんでした。

    「ゼッタイ!評価®」は面談が義務付けられているため、確実に上司と部下の会話が増えます。

    上司が何を望み部下がどういった考えを持っているのかを知ることができたことも、上手くいった要因の一つと考えます。

    上司が「上司としてどうあるべきか」の意識ができ、上司も部下も成長できるきっかけになっていると考えています。

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      ※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社
       HRTechクラウド市場の実態と展望2019年度版」より。

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    アンバサダー 小泉孝太郎さん