
OKRは効果的な目標管理方法の1つですが、導入する際には管理ツールがあればスムーズです。目標管理ツールにはさまざまな種類や機能があり、自社に合うものを選ぶためにはいくつかのポイントを意識する必要があります。また、導入にあたってはその効果も検討しておきたいものです。
本記事では、OKRツールを導入するメリットや選び方、ツールの具体例を紹介します。
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OKR管理ツールとは?
OKRとは、組織において目標(Objectives)を設定し、目標を達成するために必要な成果指標(Key Results)を決めるという目標管理法です。目標とその達成度だけを評価する方法とは異なり、目標を達成するために必要な成果指標をあらかじめ設定した上で、具体的な行動指針を明示する点が特徴といえます。
OKRの導入や運用にあたっては、専用の管理ツールを活用すると便利です。ツールにはOKRのテンプレートやチーム内での共有機能など豊富な機能が搭載されているものもあります。具体例なメリットや選定ポイントについては後述します。
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OKRツールの導入効果、メリット
OKRツールの導入を検討する際は、効果について知っておくことが大切です。ここではOKRツールを導入するメリットを紹介します。
1.目標の全社共有
目標を全社的に共有できることはメリットです。特にクラウド型のツールであれば、基本的に端末さえあれば誰でもどこからでもアクセスすることができます。
そのため、全社的な目標と成果指標はどのようなものであったか確認したい時も簡単にチェックできますし、どのチーム・部門がどのような目標を設定しておりどのような成果指標に取り組んでいるのかを確認することも可能です。
2.進捗状況の可視化
進捗状況の見える化も可能になります。OKRの運用においては、どの組織や個人がどのような目標・成果指標を掲げているかを把握するだけでなく、その進捗状況や達成状況を知ることも大切です。
特に経営者や管理者といった業績に責任を持つ立場の人物が、組織の進捗状況を知りたい時、可視化が進んでいなければ部下からの報告を待ったり個別に問い合わせしたりしなければならず負担が増加してしまいます。
しかし管理ツールによって進捗状況が共有されればそういった手間はかかりません。
3.コミュニケーションの円滑化
また、コミュニケーションの円滑化にも貢献します。
目標管理は組織や個人に指針を示すもので業績評価の土台にもなる重要な取り組みですが、実際には日々の通常業務で忙殺されてしまい、目標管理にまで手が回らないという組織も少なくありません。
これでは上司と部下とのやり取りも減ってしまい、管理が行き届かない可能性があります。
しかし管理ツールがあれば、ツールを通してコミュニケーションが生まれ、目標管理の手間も減ることでやり取りがスムーズになるのです。
4.高い投資対効果
管理ツールは、結果的に投資対効果が高くなることがあります。
目標管理を実施するにあたって、ツールに一切頼らないのであれば、目標管理や社員のフォローを行うために管理者の負担が増加することは避けられません。そのため、一定の管理者数を確保しておかなければ目標管理ができない事態になり、人件費が増える原因になってしまいます。
一方、管理ツールを導入すればツールの利用料金はかかりますが、管理者の業務を効率化することで結果的には費用を抑えられる可能性があるのです。
5.業務の効率化
業務効率化にも役立ちます。
特にクラウド型であれば、アクセスがしやすくなるだけでなく、書類を扱う必要がないためこれまでのような紙を扱う手間がかかりません。これは、紙の紛失や流出を避けられるため、セキュリティの点でも優れています。
また、紙と比べてデータとして蓄積しやすいため、情報の管理も大幅に効率化させられるのです。
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OKR管理ツールの選定ポイント
OKRの管理ツールにはさまざまな種類がありますが、自社の評価体系に合ったものを選ぶことが大切です。ここでは管理ツールを選定する際のポイントを紹介します。
1.カスタマイズが可能か
カスタマイズ性は重要な要素です。管理ツールによっては、決まり切ったパターンでしか使用することができず、カスタマイズが効かない種類もあります。あるいは、カスタマイズは可能であるものの、時間がかかったり、メンテナンス費用がかかったりするタイプがあるのも事実です。
せっかくOKRの運用のために管理ツールを導入しても、自社に合う機能を実現できなければ効果は半減してしまうでしょう。ツールを選定する際は、現状の目標管理や評価制度の方法に沿った形でカスタマイズできるのかどうか、あらかじめ確かめることが大切です。
2.操作が簡単か
操作が簡単なものを選ぶことも重要です。
管理ツールは、OKRを実施する全ての人が利用することになります。ツールに詳しい一部の管理者や担当者にとって使いやすいからという理由だけでツールを選んでしまうと「ツールの使い方が分からないので操作できない」という社員が現れたり、担当者への問い合わせが殺到してしまったりする可能性も考えられるのです。
そのため、管理ツールは一部の詳しい人が操作しやすいものでなく、導入してから使う可能性がある人に配慮して誰でも操作しやすいものを選ぶ方が、結果的に業務負担を減らすことが期待できます。
3.サポートは充実しているか
サポートの充実度もチェックしましょう。
管理ツールの導入後は、操作方法への質問やカスタマイズについての相談、不具合などに対する問い合わせなど、さまざまな疑問や相談事が生じることがあります。サポート体制が充実していれば迅速に対応してもらうことが可能ですが、問い合わせ窓口が用意されていなかったり対応時間などが限られていたりすると、肝心な時に困ってしまうことにもなりかねません。あらかじめサポート体制の充実度は確かめておく必要があります。
4.他のツールとの連携が可能か
他のツールと連携できるかどうかも確かめておきましょう。
OKRのような目標管理はただ決められた項目を埋めていけば十分というものではなく、他にもチャット機能など付随機能をつけることでより便利になる可能性もあります。ただし、他のツールとの連携ができなかったり、自社が使用しているツールが連携の対象外であったりすると、運用には不便です。管理ツールを選ぶ際は、どのようなツールと連携できるのかあらかじめチェックすることで、運用がスムーズになります。
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おすすめのOKR管理ツール6選
OKRの管理ツールを導入する際は、いくつかのツールを比較することが大切です。ここではおすすめの6種類を紹介します。
Goalous
Goalous(ゴーラス)は、Colorkrew社が提供するコミュニケーション型目標達成サービスです。同社はOKRの考え方をベースにして、目標(Goal)、主な成果(Key Result)、アクション(Action)によって構成される「GKA」を提唱しており、ツールによって実現できるようになっています。利用には問い合わせが必要です。
BetterWorks
BetterWorks(ベターワークス)は、Betterworks社が提供するOKR管理ツールです。OKR管理に伴ってチャットやフィードバック機能の他、分析機能までが備わっています。問い合わせてから導入するという流れです。
Atiim
Atiimは、Workfront社が提供する管理用プラットフォームに組み入れられている目標管理ツールです。目標の優先順位や進捗を視覚的にわかりやすく示します。まずは無料のデモから開始可能です。
Workboard
WorkBoardは、WorkBoard社が提供するOKRやビジネス管理ソフトウエアです。組織全体のOKRの状況を可視化したり、自動でレビューしたりする機能を備えています。利用する際は問い合わせの上ログインが必要です。
Weekdone
Weekdoneは、Weekdone社が提供するOKR専用ソフトウエアです。目標設定やチェック、フィードバックなどが可能で、ステータスのレポート機能もあります。利用には問い合わせの上でサインインが必要です。
あしたのクラウド
あしたのクラウドはあしたのチームが提供するクラウド型人事評価システムです。システムのカスタマイズと制度構築のコンサルティングによって目標管理や人事評価制度などを広く支えます。利用には問い合わせが必要で、まずは資料請求も可能です。
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