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従業員エンゲージメントを上げるための5つの方法

(写真=Chaay_Tee/Shutterstock.com)

近年、人材の流動化が進んでおり、同じ会社で働き続けてもらうためにも会社と従業員の「エンゲージメント」が非常に重要になってきています。
世界各国に比べて日本の従業員エンゲージメントは低いと言われており、早めの対策が求められています。どのようなことに気をつければいいのか、今回は従業員エンゲージメントを向上させる方法についてご紹介いたします。

従業員エンゲージメントの定義と背景

従業員エンゲージメントとは、簡単に表現すると従業員の企業に対する愛着心や信頼のことです。とはいえ、単に「会社が好き」ということではなく、企業のビジョンや方向性に共感し、目的達成のために貢献しようという自発的な意欲や能力などのことを指します。

従業員エンゲージメントが高くなると、従業員が能動的に業務に取り組むだけでなく、生産性の向上や、離職率の低下など、組織力の強化が期待できます。

しかし、米ギャラップ社が世界各国の企業を対象に実施した調査では、日本は「エンゲージメントの高い社員(熱意あふれる社員)」の割合がわずか6%で、調査した139カ国中最下位クラスの132位という結果となっており、国際競争力を高めていくためにも日本の企業にとって看過できない課題となっていることが伺えます。

従業員エンゲージメントのよくある誤解

従業員エンゲージメントと同じ意味であると誤解されがちな言葉として「従業員満足度」や「ロイヤリティ」、「モチベーション」などがあります。

「従業員満足度」は、給与や福利厚生などの満足度で、企業から与えられたものの上に成立します。また、「ロイヤリティ(忠誠心)」は、武家社会の藩と仕官の関係性のように企業が圧倒的な権力を持ち、従業員は所属先企業を繁栄させるために身も心も捧げて働くことです。 そして、「モチベーション」は行動を起こすための動機であり、個人が感じるものです。

一方、「従業員エンゲージメント」は企業と従業員の相互の関係があり、労使が互いにコミットしあう関係性 のことを指します。

従業員エンゲージメントを上げる方法とは

従業員エンゲージメントを上げる有効な方法として、主に以下の5つの方法があります。

1.企業と個人のビジョンや目標のすり合わせ

企業の目標達成だけのために行動するのではなく、企業の目標やビジョンが従業員の自己実現にもつながるものであれば、モチベーションもアップし、より効果が期待できます。

企業が掲げるミッション(使命)やバリュー(価値)などを明確にし、社内への告知や企業研修、面談など、あらゆる場でのすり合わせを行うことが大切です。

2.ワークライフバランスの推進

持続的な従業員エンゲージメントの向上を実現するためには、ワークライフバランスの推進は不可欠です。

仕事と家庭のバランスが取れることで心身の健康維持や充実感を得ることができ、高い従業員エンゲージメントを持続させることにつながります。

3.社内コミュニケーションの活性化

各種イベントやクラブ活動などで従業員同士が親睦を深めたり、人脈を広げたりと互いを知るための社内コミュニケーションは、居心地よく働きやすい職場づくりの一助となり、引いては、従業員エンゲージメントを構築しやすい環境作りにもなっていると言えます。

4.納得感のある人事評価制度の構築

努力したことが正当に評価される企業であれば、従業員は長く精力的に働きたいと考えるでしょう。従業員エンゲージメントの向上には透明性が高く、公平、公正な評価と報酬の付与がなされる人事評価制度の構築も重要です。

5.従業員サーベイの活用

従業員エンゲージメントの向上には現状を把握し、企業と従業員の関係改善を図る必要があります。従業員サーベイ(現状把握のために行われるアンケート)によって従業員エンゲージメントの状況を観察し、PDCAを回しながら改善していくことが必要となります。

企業によって異なる正解

上記のように、あるいはそれ以外にもいくつかの方法が存在ますが、企業によって状況も課題も異なるため有効な施策も企業ごとに異なります。
自社の弱みや現状を把握し、自社にあった改善方法に取り組むことが、従業員エンゲージメントを高めることに直結します。すぐに結果が見えないこともありますが、じっくりと向き合っていく必要があるのではないでしょうか。

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