自己肯定感を上げる方法とメリット、日本人の意識調査

自己肯定感が低いがゆえに、仕事や人間関係がうまくいかないと悩む人は少なくありません。

自己肯定感を高めることは、あらゆるメリットにつながります。

そこで今回は、自己肯定感を上げるための具体的な方法や上げることの効果、日本人の意識調査結果などを解説していきます。

自己肯定感を高め、もっと自分らしく働いて欲しいと願う人事担当者や経営陣はぜひチェックしてみてください。

自己肯定感とは?

そもそも自己肯定感とは、自分自身を肯定できる感情のことを指します。

ここでいう自分自身とは、自分の「存在そのもの」のことを指します。

自分という存在自体をポジティブに、積極的に肯定できているかどうかということなのです。

具体的には、自分自身の思考や価値観、性格、外見などが挙げられるでしょう。

自己肯定感の高い人は、自分自身の存在をしっかりと認めることができている、つまり自分自身に愛情をしっかりと注げている状態です。

自己肯定感という言葉は、あらゆる研究者によってさまざまな定義をされてきましたが、もともと1994年に高垣忠一郎によって提唱された言葉です。

高垣忠一郎は子どものカウンセリングを行う中で、個性の薄くなった子どもの状態を解釈するためにこの用語を使用しました。

国際化していく社会の中で、日本人の自己肯定感の低さは顕著に現れるようになってきました。

では、具体的な数値について確認していきましょう。

日本人は自己肯定感が低い?

日本人の自己肯定感の低さは、内閣府が実施した調査で明らかになっています。

以下は、2019年6月18日に公表した、令和元年(2019年)版「子ども・若者白書」の調査結果です。

「自分自身に満足している」という問いについて、「そう思う」と回答した日本人は10%でした。

なお、アメリカは57%、フランスとイギリスも42%となっており、そのほか韓国、ドイツ、フランス、スウェーデンのなかでもっとも低い結果が出ました。

なお、この調査は平成25年にも実施されていますが、日本人が「そう思う」という回答は3%増加しています。

さらに「自分には長所がある」という問いにおいても「そう思う」という回答は6カ国のなかで最低でした。

将来海外に移住したい、海外留学をしたいと希望する若者が他国と比較して多いことも鑑みて、日本人の若者は現状に満足できていないということが明らかになっています。

自己肯定感を上げることの効果、メリット

ここまで、日本人の自己肯定感の低さについて見てきました。

社会で自分らしく生き生きと生活するためには、まずは自己肯定感を高めることから始めましょう。

では、自己肯定感を高めることでどんな効果があるのかを見ていきます。

仕事が順調に進む

自己肯定感を高めることで、仕事を順調に進められます。

自分に自信を持つことで、さまざまな物事に対してポジティブに考えられるようになるからです。

例えば仕事でミスをしてしまい、上司に怒られたとしましょう。

自己肯定感の低い人は「私は何をやってもダメだ、上司に嫌われているのだ」と自分を責めてしまうため、起こってしまった問題にきちんと向き合えません。

その結果また違うミスを繰り返してしまいます。

しかし、自己肯定感が高い状態であれば、ミスをしてしまったことのみに反省できるので、しっかりと向き合い反省できます。

その結果、ミスもなくなりポジティブな状態で仕事ができるようになります。

プライベートの充実

自己肯定感は、仕事だけではなくプライベートの充実にも役立ちます。

友人やパートナーとの関係、趣味や好きなことなどもうまくいくようになるでしょう。

一例として恋愛を挙げてみましょう。

自己肯定感が高ければ、好きな人にきちんと好きと伝えやすくなります。

自己肯定感が低いと、「こんなことを言ったら嫌われる」「自分なんて相手にされない」というネガティブな感情が強くなり、相手ときちんと向き合えません。

自分に自信を持つことで相手に対する思いをしっかりとぶつけることができるだけではなく、そんな自信を素敵と感じてくれる人もいるでしょう。

人に好かれやすくなる

自己肯定感の高い人の周りには自然と人が集まります。

仲の良い友人を想像してください。

ネガティブな話をしているより、ポジティブな話をしている方が一緒にいたいと思いませんか?

感情は他人にも伝播するため、ネガティブな人よりもポジティブな人と一緒にいたいと考えるのは当然の結果です。

自己肯定感の高い人は会話も人との関わり方もポジティブなため、一緒にいて楽しい、面白いと思われます。

その結果、人に好かれやすくなるのです。

成長が速まる

自己肯定感が高まれば、成長速度も高まります。

ポジティブでいればいるほど自分を正当に客観的に評価できるからです。

例えば、これまでやったことのない新しい仕事にチャレンジしたとしましょう。

自己肯定感が高ければ、積極的にいろんなことに挑戦でき、失敗や挫折も恐れないため、速いスピードで成長できます。

そもそも自己肯定感の低い人であれば「自分にはできない」と挑戦しないかもしれません。

また、成長過程で失敗や挫折をしてしまうと、「やっぱり自分には無理」と思って途中で断念してしまう可能性も高いでしょう。

他人に優しくなれる

自己肯定感が高まることで、他人にも優しくなります。

なぜなら、自分自身に余裕を持てることで周りに気を配れるようになるからです。

自己肯定感が低い人は、自分の関心を自分ばかりに集中させてしまいます。

そのため、相手の気持ちや思いまで気が回らないことも多いのです。

しかし、自己肯定感が高まれば自分だけではなく周りにも気を配れる余裕ができます。

周りの人が困っていたら助けてあげたり相談に乗ってあげたりすることができるでしょう。

自己肯定感を上げる方法

自己肯定感を高めることは、仕事だけではなく私生活にも大きな影響を与えます。

自己肯定感はい低い状態よりもさまざまなメリットがあります。

では最後に、どのような方法であれば自己肯定感を高めることができるのかをみていきましょう。

短所を長所に置き換える

自分自身の短所を長所に置き換えましょう。

人には誰しも短所と長所がありますが、それは弱点なのではなく「個性」に過ぎません。

短所をネガティブに捉えるのではなくポジティブに捉えるようにしましょう。

例えば、集中力が短いという短所を持っている人がいるとしましょう。

集中力が短いと聞くとネガティブに聞こえますが、捉え方次第では「短期集中タイプ」と言えます。

休憩時間をこまめにとることで、長時間ダラダラと仕事をしている人よりも高い能力を発揮できる可能性もあるでしょう。

このように、まずは自分自身の思う短所を長所として置き換えることで自然と自己肯定感が上がっていきます。

嫌いな人や事から距離をおく

自己肯定感の低さにものや人が関係している場合、それらと距離を置くことも有効です。

自己肯定感の原因を突き止めることで、改善できるでしょう。

例えば自己肯定感の低さがいつも怒鳴ってくる上司や、苦手な勉強、得意ではない分野の仕事、などが挙げられます。

もちろん全てから距離を置けるわけではありませんが、考えられうる何かから距離を置くことで自分自身をネガティブに捉える時間は減るかもしれません。

そのためにもまずは、どんなときにネガティブな感情になってしまうのかを考えてみましょう。

そうすることで何から自分と距離を置くべきかだんだんとわかってきます。

ストレス発散法を身につける

ストレス発散法を身につけ、低い自己肯定感とうまく付き合っていきましょう。

自己肯定感の低い状態が続くと、多かれ少なかれ、ストレスが自分にかかってしまいます。

ストレスが溜まった状態はさらなる自己肯定感の低さにつながるため、うまく発散しましょう。

例えば自分の趣味に没頭する、思いっきり愚痴を吐く、とにかく眠るなど方法はさまざまです。

どんな方法であればストレスを発散できるかは人によって異なるため、いろんな方法を実践してみましょう。

外見を整える

自己肯定感の低さが外見にあるのであれば、外見を整えることも有効な手段です。

なぜなら、外見を変えるだけで自己肯定感が上がるかもしれないからです。

例えば体型が気になる場合、運動や筋力トレーニングなどをすることが挙げられます。

体を動かしたり、体に良いものを食べたり「体に良いことをしている」と自覚することも自己肯定感を高めることにつながります。

ただ悶々と自分自身に不満を抱くのではなく、何か行動を起こしてみるのも良いかもしれません。

自分の考えを大切にする

自己肯定感を高めるために何よりも重要なのは、自分や自分の考えを大切にすることです。

自分という存在を認めてあげられれば、いろんなことがポジティブに考えられるようになります。

他人の考えから吸収することももちろんですが、自分自身の直感や考えをまずは大切にしましょう。

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