被評価者と評価者が同時に評価シートの入力・保存ができるようになりました
改善
詳細
【対象機能】
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- 評価シート入力画面
【変更内容】
【改修前】
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- 評価シートはステータスが自分にある場合のみ編集・保存が可能でした。
- 例)
ステータス 入力・保存できる人 中間レビュー(被評価者) 被評価者 中間レビュー承認依頼中(1次評価者) 1次評価者 中間レビュー承認依頼中(2次評価者) 2次評価者
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【改修後】
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- 企業情報設定に「評価シート同時編集」を追加しました。
上記を「利用する」に設定すると、評価者はステータスが自分のステータス以前のステータスでも評価シートの入力が可能になりました。これにより、被評価者と評価者が同時に評価シートの入力・保存が可能となりました。 - 例)
ステータス 入力・保存できる人 中間レビュー(被評価者) 被評価者 ・1次評価者 ・2次評価者 中間レビュー承認依頼中(1次評価者) 1次評価者 ・2次評価者 中間レビュー承認依頼中(2次評価者) 2次評価者 - 詳細な仕様は以下をご確認ください。
- 中間レビュー(被評価者)の場合
- 被評価者画面は、従来通り
- 1次評価者画面では、中間レビュー承認依頼中(1次評価者)と同等のフォームが活性化しており、保存ボタンを押下できる。(承認ボタンは非表示)
- 2次評価者以降も同様
- 中間レビュー承認依頼中(1次評価者)の場合
- 被評価者画面は、従来通り
※フローを過ぎた後に改竄を防ぐため、承認依頼をしたら編集できなくなる。 - 1次評価者画面は、従来通り入力と承認が可能
- 2次評価者画面は、中間レビュー承認依頼中(2次評価者)と同等のフォームが活性化しており、保存ボタンを押下できる。(承認ボタンは非表示)
- 被評価者画面は、従来通り
- その他
- 承認、差し戻しは従来通りの挙動となり変更点はありません。
- 評価シートを複数人が同時に入力していても、「保存」をクリックした場合、内容が消えることはありません。
- 例)同時入力中に被評価者が自己評点・コメントを保存、その後評価者が被評価者の自己評点・コメント欄が反映されてない画面で入力→保存した場合に、自己評点・自己コメントが消えることはありません。
- 評点スライドを利用しており、上位評価者が先に評点を入力した場合、下位評価者が評点を入力→承認依頼をあげても、上位評価者の評点は変更されません。
- 難易度スライドを利用しており、上位評価者が先に評価を入力した場合、下位評価者が評価を入力→承認依頼をあげても、上位評価者の難易度は変更されません。
- 中間レビュー(被評価者)の場合
- 企業情報設定に「評価シート同時編集」を追加しました。
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【今回の改修によるメリット】
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- 入力作業を前倒しできる
- 被評価者が下書き保存で先行入力を進められるため、締切直前にタスクが集中する状況を大幅に緩和できます。
- レビューサイクルの短縮
- 早期に下書きが共有されることで、フィードバック→修正の往復が前倒しで始まり、最終提出までのリードタイムが短くなります。
- 評価内容の品質向上
- 前段階の評価者が一目で内容を確認できるため、誤記・抜け漏れを早期に発見しやすくなり、評価シートの完成度が向上します。
- ボトルネックの回避
- 1次評価者が多忙・不在でも、2次評価者が「待ち」の間に入力を進められるため、ステータス移行待ちによる停滞を防止できます。
- システム操作の一貫性を保持
- 承認・差し戻しの権限や通知タイミングは従来どおりのため、利用者が新たに複雑な運用を覚える必要がありません。
- リスク低減(締切直前のヒューマンエラー防止)
- 余裕を持った入力と多段階の確認により、最終提出時の修正ミスや慌てて行うデータ上書きといったエラーが減少します。
- 改修により “前倒し入力・保存” が可能になったことで、全体の業務負荷分散と評価プロセスのスムーズ化が期待できます。
- 入力作業を前倒しできる