マーブルワークスタイルとは?ミクシィが実践する、リモートワークとオフィスワークを融合した柔軟な働き方をご紹介

新型コロナウィルスとの闘いが長期化する中、「働き方」の見直しをする企業が増えています。また、コロナ禍への対応だけでなく、副業・子育て・介護などの理由で、労働時間や働く場所に自由度を求める声は労働者からも高まっています。

各企業がそれぞれの労働課題解決に向けて“働き方改革 ”に取り組んでいる中、ミクシィでは柔軟な働き方を実現する為の新制度「マーブルワークスタイル」を開始しました。本記事では、マーブルワークスタイルの制度内容や制度化した背景、今後のミクシィの働き方の方針などについてご紹介します。

ミクシィはなぜ今、働き方を見直したのか?

ミクシィは、スマホゲーム「モンスターストライク」や、家族間で子どもの写真を共有するアプリ「家族アルバム みてね」など、友人や家族といった近しい人同士のコミュニケーションを豊かにするサービスを提供している企業です。

近年では2020年6月に共遊型スポーツベッティングサービス「TIPSTAR(ティップスター)」をローンチしたほか、2022年2月にはプロサッカークラブのFC東京を子会社化するなど、スポーツ事業にも注力しています。

事業領域が拡大し、従業員数も増えてきた中で、人事本部ではさまざまなライフステージに対応した働き方を検討する必要性を感じ、数年前から制度の見直しを進めていました。

そして、2022年 4月に、リモートワークとオフィスワークを融合した新しい働き方「マーブルワークスタイル」を制度化しました。2020年7月から試験的に運用を開始し、4月からの本稼働ではさらに柔軟な働き方を実現しています。

引用:ミクシィ、リモートワークとオフィスワークを融合した新しい働き⽅「マーブルワークスタイル」を4月より正式に制度化

https://mixi.co.jp/news/2022/0309/2227/

マーブルワークスタイルとは?

マーブルワークスタイルとは、部室長がそれぞれのチームの状況に応じて最適な出社回数を選択できるようにし、フルリモートワークも可能とした制度です。

さらに、フレックスタイム制のコアタイムを12: 00~15:00に短縮したほか、12:00までに出社が可能な範囲であれば、日本全国どこでも居住可能としました。交通費を1ヶ月あたり上限15万円までの実費支給とすることで、交通手段の範囲も飛行機や新幹線などにも拡大しています。

マーブルワークスタイルという名称には、ミックスして混ぜ合わさるのではなく、マーブル(marble)模様のようにリモートワークとオフィスワークそれぞれの持ち味を活かしながらうまく融合する働き方を目指す、という気持ちが込められています。

マーブルワークスタイルは、2020年7月から試験運用を開始し、正式な制度化に向けたルール整備の参考にするために、定期的に従業員アンケートを実施していました。約2年間の検証を経て、組織のパフォーマンス向上という本来の目的は変更せずに、これまで以上に柔軟な働き方を実現しています。

最適な出社回数は部署ごとにさまざま。部署ごとに出社回数を選択できる制度に。

試験運用期間中は、全社一律オフィスでの就業を基本とした上で、週3日までのリモートワークが許容されていました。

しかし、最適な出社回数について検証したところ、管理職からは業務特性や事業フェーズなど部署の状況によって業務上の最適な出社回数や出社のタイミングが様々であることから、部署ごとに出社回数を決定したいという意見が多く寄せられたそうです。このような意見を踏まえ、部署ごとに出社回数やタイミングを決められる制度に進化を遂げました。

遠方居住も実現。遠方居住者でもオフィスに出社しやすくするために、飛行機・新幹線通勤も可能に。

従業員アンケートの結果から、リモートワークが増えても個人のパフォーマンスに大きなデメリットがないことが確認できたそうです。

アンケート結果を踏まえ、コアタイムの12:00までに出社が可能な範囲で、日本全国どこでも居住可能かつフルリモートワークも解禁し、これまで以上に働く場所を柔軟に選択できる制度に変わりました。

働き方をより柔軟にする一方で、チームビルディング強化の観点から対面でのコミュニケーション機会を増やしていくことも重要であるとミクシィは考えています。

そのため、遠方居住者でも必要に応じて出社しやすくするために、交通費支給対象とする交通手段の範囲を飛行機や新幹線などにも拡大し、交通費も従来の定期代支給から1ヶ月あたり上限15万円までを実費支給としています。

リモートワークとオフィスワーク、それぞれのメリットを活かし、生産性を高める働き方を目指す

マーブルワークスタイルは、リモートワークとオフィスワークのメリットを活かし、従業員の多様なライフスタイルや価値観を大切にしながら、生産性を高める働き方を目指しています。

決して「通勤がなくなって楽」「自宅で気軽に働ける」などといった福利厚生の観点での制度ではないため、従業員が制度の本質を理解しなければ、社員の自主性は失われてしまいます。

そのため、eラーニングの受講やルールブックの公開など、従業員一人ひとりがマーブルワークスタイルを正しく知り、活用できるように啓発活動も推進されています。

ミクシィの働き方改革はこれで終わらない。時代や働き方のニーズに応じてアップデートしていく

ミクシィは、マーブルワークスタイルの制度化をゴールと捉えていません。

導入後の運用の中で出てきた課題を確認しながら適宜見直しを行うほか、従業員のパフォーマンスが上がる環境を整えていくために、順次アップデートをしていく予定とのことです。

どんな働き方ができるのか、柔軟にそしてフラットに考えつつ、自社で働く従業員の声を聞きながら、より良い制度に昇華していこうとする素晴らしい取組みです。

生産性を高める働き方の形は、企業により異なります。まずは、従業員の声を聞き、自社にとっての柔軟な働き方について考えてみてはいかがでしょうか。

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