コンプライアンス遵守の事例とは?事例をもとにコンプライアンスを知る

(写真= ilkercelik/Shutterstock.com)

不正会計や異物混入問題、個人情報の漏洩など、企業の管理体制の甘さが招く様々なトラブルが、昨今世間を騒がせています。

こうした問題の背景にあるのが、コンプライアンスへの理解不足です。コンプライアンスの定義と事例をもとに、コンプライアンス遵守の重要性について解説していきます。

こうした問題の背景にあるのが、コンプライアンスへの理解不足です。コンプライアンスの定義と事例をもとに、コンプライアンス遵守の重要性について解説していきます。

なお、営業職の仕事内容や求められるスキル、効果的な育成方法については、下記の記事で解説しています。人材育成の参考にしてください。

企業におけるコンプライアンスとは

コンプライアンスとは、日本語で言う「法令遵守」のことです。特に企業が社会や法律に定められたルールに従って業務を行うことを指します。

企業が利益追求のために法令やルールを守らなければ、公害や犯罪など、大きなトラブルにつながる可能性があります。

企業は利益を追求する存在ですが、最低限の社会規範や倫理はきちんと守ることが必要です。そしてその決まりを守ることこそが、企業における「コンプライアンス」なのです。

なお、「コンプライアンス遵守」についての基本的な考え方は、下記の記事で解説しています。まずはこちらをご覧ください。

https://www.ashita-team.com/jinji-online/category2/6107

コンプライアンスの事例1:上司の許可

コンプライアンスと一口に言っても、その守るべき内容は様々です。ここからは一般的なビジネスパーソンでも遭遇し得る事例について、詳しく解説していきます。

無断押印の禁止

コンプライアンス遵守の対象は、社会規範や法律だけでなく、企業内で定められたルールにも及びます。

取引先との商談中、「わざわざ上司に報告するのが面倒くさい」という理由で本来上司が押すべきハンコを勝手に使うのはコンプライアンス違反です。

企業内で「取引を結ぶ時は必ず上司の許可を取る」と決められているなら、どんな時もそのルールを守るよう指導しましょう。

「人事管理と労務管理の違い」については、企業運営における管理体制の基本を解説しています。ぜひ参考にしてください。

無許可残業の禁止

一般社員がうっかりやってしまいがちなのが、自己判断による残業です。本来多くの企業では、残業時間を上司が管理することとなっており、上司の許可なく残業することはコンプライアンス違反となります。

また、残業代を少しでも多くもらうため嘘の残業報告をしたり、上司の許可なく勝手に自宅で作業をしたりするのも禁止です。

もし勝手に残業をすれば、それを管理している上司にも責任が問われます。
「少し残業すれば仕事が終わる」という状況でも、上司に相談するようコンプライアンス教育を行っていくことが大切です。

https://www.ashita-team.com/jinji-online/category2/6101

コンプライアンスの事例2:情報管理

情報管理も、コンプライアンス遵守の重要な要素です。顧客や取引先の情報を漏洩させるようなことがあれば、会社の信頼は一気に失われてしまいます。

ここからは情報管理におけるコンプライアンス事例について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

情報漏洩の防止

顧客情報の漏洩などにより、責任を問われる企業は後を絶ちません。

原則、企業外の人間に情報を漏らすのはコンプライアンス違反です。もし情報漏洩があれば、会社全体で責任を負うことになります。

しかし、「メールの送り先を誤って別の取引先に情報が渡ってしまった」「誤った添付ファイルを送り顧客の個人情報を外部に漏らしてしまった」という事例は十分考えられます。

情報を外部に送る際は、二重、三重のチェックで情報漏洩を防ぎましょう。

「ポリコレ」については、組織における具体例や対応方法を紹介しています。こちらもご覧ください。

https://www.ashita-team.com/jinji-online/category2/5845

書類・情報の正しい管理が必要

昨今はサイバー攻撃などにより個人情報が盗まれたり、会社の機密情報が外部に漏れてしまったりする事態も少なくありません。

社員がミスを犯していない場合でも、悪意を持った第三者が書類を盗んだり、インターネット上から攻撃を仕掛けたりしてくることもあるのです。

こうした被害を防ぐため、紙やUSBメモリ上に保存された情報を持ち歩くときは、第三者に盗まれないよう部下に自己管理を徹底させましょう。

そして、サイバー攻撃などに対してはセキュリティ強化を定期的に行い、常に細心の注意を払っておく必要があります。

コンプライアンスを遵守できる部下を育てるために

コンプライアンスの意味について、高校や大学で細かく習うことはほとんどありません。

そのため、会社側が入社時にきちんとコンプライアンスの重要性について説明しなければ、部下はコンプライアンスについて知らないままでしょう。

コンプライアンス違反が起こらないよう上司はコンプライアンスの意味や事例を部下にきちんと説明し、適宜ルールや規則を守ることができているか確認していくことも大切です。

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