やるべきことをきちんと行っている点が可視化されてよかった

株式会社バンガードシステムズ

代表
池野 成雄
従業員数
60名
事業内容
主にモーションコントロール製品の開発・製造・販売
URL
https://www.hp-vanguard.com/

Q1.人事評価制度を入れてからの効果について教えてください

1つ目は、定常的に面談の機会があるため、上司と部下のコミュニケーションがそれを通じて非常によくなったのではないかと思います。2つ目は、会社の目指すところに対して社員の理解が及んできたように感じています。

 

Q2.人事評価制度を運用していく中での苦労、どうやって乗り越えましたか?

最初に3分の2をトライアルで回したときは社員からの抵抗や反発がかなりありました。例えば、目標設定が面倒だとか自分の時間外でやらなければいけないという誤解や不信感を持たれたりと、何のためにやるのか理解が及んでいない部分が多くみられました。
その中で本来の意図を理解してもらうために、月1回の全社朝礼の際にシステム導入に対する狙いをしっかり発信したり、沢山説明を施していきました。その結果、現在は抵抗を持つ社員はほとんどいないと感じています。また、昨年11月に初めて賞与に反映させた為、この後の社員の反応が気になるところです。さらに、来年3月には改めて給与システムの説明を全社的にしていこうと思います。今までこういったことをやる機会がなかったのですが、ゼッタイ!評価を導入し、具体的に自身がどれだけ頑張れば給与がどのように動くのか、という意識付けがされてきていると感じています。
また、部長・課長陣は点数をつける責任者でもあるので、部署ごとの難易度や人ごとの難易度が、フラットにできない部分で悩みを抱える場面も多くあるかと思います。こういったマネジメントの部分での課題は絶えることはなく、開発途上ですが緊張感と共にマネジメントに対する意識が以前と比較してかなり出てきたと感じています。導入を契機に管理職手当も上げ、役職陣にかなりの権限を与えることで「部内のマネジメント能力を高めていきなさい」というメッセージを上手く人事評価制度に落とし込めていると考えています。

 

Q3.働き方改革に向けた取り組みについて

情報の共有、チーム意識の醸成は今後ITの導入によってやらなければいけないと考えており、様々なシステムやソフトの導入に踏み切っています。
技術開発部はプロジェクトの進捗が分かるシステムの導入に踏み切り、それを人事評価制度の目標テーマに掲げました。十数年やろうとして上手くいかなかった事柄の成果が出始めています。システムの導入により、業務の見える化も進んできました。
また、見積書の発行等の営業が行っていた作業をバックオフィス化をし、体制を整えました。バックオフィスに関しても、実際に目標を立て何をいつまでにやるかを可視化し、営業の負荷軽減に寄与しています。さらに、今までは2・3時間かかっていた作業もバックオフィスがエクセルで独自に関数のシステムを作り、作業時間短縮につながった例もあります。納期管理に関しても、ソフトを使用することで、問い合わせの工数を削減し営業との共有が図れており、全体的にそういった改革機運が高まってきました。人事評価制度の導入をきっかけに今まで出来ていなかったところに対し、目標設定をして目が行き届くようになってきました。
先の例の営業部では、コンピテンシーで「バックオフィスの担当者を決めて引継ぎの資料作りをこの期間でここまで行う」という事を目標にして、進捗もチェックしながら出来ているかを確認しており、これは良い循環だなと感じています。あしたのチームの人事評価制度を、当初はなかなか上手く使いこなせない部署もありました。目の前の仕事が忙しく新たなことをやるには抵抗がありましたが、実際に取り入れてみると、しっかり取り組む社員と、逆についていけない社員がはっきりした点は良かったと思います。取り組んでくれる人は、部下やパートの方に何を指導していくのかということが目標設定にも表れている為、やるべきことをきちんと行っている点が可視化されてよかったです。

 

Q4.今後、さらに人事評価制度の運用により改善したい課題は何でしょうか?

世の中の大きな流れとして年功序列から、仕事の出来栄えによって給与が決まっていく形にシフトしていく中で、どのようにあしたのチームの人事評価制度を社内にフィットさせていくか、という点が課題です。また、合わせて世代交代を進めていかなければならないという大きなテーマがあり、経営層の受け皿を作っていかなければならないと考えています。ただ、これは良いチャンスだと感じており、世代交代の際には社内の目標を明確にしていくあしたのチームのシステムを上手く活用していきたいです。

 

Q5.あしたのチームの運用おせっかいやクラウドサービスに対するご要望をお聞かせください

これまでのリリースの中でもシステム上にファイルの添付機能が追加されたことは非常に助かりました。今後は、評価業務に対する下からの主体的な動きを浸透させていきたく、アドバイスを受けながら尽力していきたいです。

 

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