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ブルーカラーとは?業界や業種、年収、ホワイトカラーとの給料、残業の比較

世の中にはさまざまな仕事がありますが、それらを大きく分ける名称の種類として「ブルーカラー」「ホワイトカラー」という分類があります。

この分け方は、それぞれの仕事の業務内容に応じた分け方であり、ブルーカラーとホワイトカラーでは、適した人材に違いがあるのです。

この記事では、ブルーカラーとホワイトカラーの意味や、新しく注目されつつある「メタルカラー」について解説します。

ブルーカラーとは

ブルーカラーの言葉の由来は「青い襟(Blue-collar)」です。

主に作業服を着て業務を行う作業員や技術者を指す言葉であり、そうした人々が青い襟の作業着を身につけることが多かったため、「Blue-collar workers」と呼ばれるようになりました。

現在も同じような意味合いで「ブルーカラー」は使われており、おもに「現場で作業を行う仕事」に従事する人々を表す言葉になっています。

一般的にはブルーカラーと呼ばれる仕事が、そのまま力仕事だと捉えられる傾向があるものの、実際には「高い技術を求められる仕事」も含まれます。

ブルーカラーの仕事、業界・業種

一口にブルーカラーと言っても、実際にはさまざまな仕事や業種があります。ここでは、一般的にブルーカラーとされている業種について、それぞれ見ていきましょう。

1.製造業(組立作業員、溶接工など)

製造業とは、人々の生活に必要なあらゆるものを製造する業種を指します。

大きなものでは自動車や大型家電、小さいものでは調理用品などを作るのも製造業です。

その中で、ブルーカラーが担当するのは、組立作業や溶接作業などです。製造業におけるブルーカラーは高い技術力を求められるものから、マニュアル化された単純作業を行うものまで幅広くあります。

2. 建設業(土木、建築など)

建設業とは、建物や道路などの施設を作る業種です。

建設業は大きく分けて2種類あり、道路工事やダム工事などの土木と、家やビルなどを建てる建築があります。

建築業におけるブルーカラーは、大型の特殊車両の運転免許が求められたり資材搬入などの単純作業を行ったりする仕事が多いです。

また、特殊な技術や知識が必要な分野もあるため、多様な人材が求められています。

3. 農林水産業(農業、漁師など)

農林水産業とは、農業・林業・水産業を総称したものであり、第一次産業に分類される産業を指します。

農林水産業におけるブルーカラーは、携わる業種によって異なります。

ただし、農業や林業、水産業は共通して人の手による作業が不可欠であり、肉体労働としての側面が強いため、一般的にブルーカラーの仕事として認識されています。

4. 鉱業(溶接工、材料技術、エンジニアなど)

鉱業とは、卑金属や貴金属、石炭などの地下資源を採掘する業種です。鉱業におけるブルーカラーの仕事は、採掘作業に携わるものだと言えます。

近年の採掘作業は大型の機械を用いるケースが多く、それらの機械を操作したりメンテナンスを行ったりする人材が求められているのです。

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ブルーカラーの平均年収

ブルーカラーの仕事について正しく捉えるためには、平均的な年収について把握しておく必要があります。

2017年に厚生労働省が公表したデータをもとに、平均賃金や20代・40代の平均年収について見ていきましょう。

1.製造業

製造業の平均賃金は男性で318.9万円、女性で214.1万円となっています。年齢別に見ると男性の場合は20代で220.1万円、40代で357.4万円です。女性の場合は20代で194.5万円、40代で234.8万円となっています。

2.建築業(建設業)

建築業の平均賃金は男性で343.9万円、女性で244万円となっています。年齢別に見ると男性の場合は20代で237万円、40代で385.2万円です。女性の場合は20代で212万円、40代で260.8万円となっています。

3.運輸・郵便業

運輸・郵便業の平均賃金は男性で283.1万円、女性で221.8万円となっています。年齢別に見ると男性の場合は20代で226.8万円、40代で305.1万円です。女性の場合は20代で208.5万円、40代で234.5万円となっています。

ブルーカラーの3K

ブルーカラーの仕事を好まない方の理由の共通点として、「3K」と呼ばれるものがあります。これは、「きつい」「汚い」「危険」の頭文字を取ったものです。

ブルーカラーの仕事の多くは肉体労働であり、業務による身体的負担が大きいため「きつい」と言われます。

また、現場に赴いて作業するために、身体や服が汚れたりすること多いため「汚い」と言われるのです。

さらに、大型の資材を搬入したり機械を操作したりする作業には「危険」が伴います。

もちろん、こうした仕事がすべてではありませんが、現場で作業をすることが多いブルーカラーにとっては、避けがたいものでもあります。

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ホワイトカラーとの違いは?

ホワイトカラーとブルーカラーの違いは、言葉の定義や働き方の面にあります。

ホワイトカラーは一般的にスーツを着用して事務所などで働く人のことを指します。前述の通り、カラーとは襟のことであり、身に着けている服装によって分けられている言葉だと言えます。

ホワイトカラーの仕事、業界・業種

ホワイトカラーの仕事としてあてはまるものは、企画・総務・販売などの職種であり、一般事務や営業事務といった事務職も該当します。

また、特定の分野で専門的な研究を行う仕事などもホワイトカラーです。肉体的な労働よりも、精神的・知的・技術的な部分を使って働くといった仕事です。

デスクワークが中心となるため、身体的なリスクにさらされやすいブルーカラーと比べて、労働災害に巻き込まれてしまう可能性は低いでしょう。

会社の生産性に直接関与はせずに、デスクワークで仕事が完結するといった面が見られるのです。

ただ、仕事内容や業務量によっては精神的な負担も大きくなってしまう傾向にある点には注意が必要でもあります。

ブルーカラーのほうが転職に有利?

ホワイトカラーは自社内で働くことが多いため、社内における専門的なスキルの評価が重要になりますが、社外においてはそのスキルがあまり評価されない面もあります。

しかし、ブルーカラーは現場における普遍的なスキルが大きな意味を持つため、他の会社でも評価される場面も多く、転職に有利といった側面があるでしょう。

ブルーカラーとホワイトカラーの比較

ブルーカラーとホワイトカラーとでは、初任給や労働時間に違いがあります。経団連や厚生労働省、総務省の調査結果をもとにして、それぞれ比較してみましょう。

1.初任給

経団連が2019年に公表した「新規学卒者決定初任給調査結果」をもとに、技術系=ブルーカラー、事務系=ホワイトカラーとして学歴別に初任給を見ていくと次のようになっています。

技術系(ブルーカラー) 高卒172,497円・大卒217,834円・大学院卒235,888円
事務系(ホワイトカラー) 高卒170,932円・大卒217,981円・大学院卒234,989円

全体として学歴が高くなるほど初任給は高くなる傾向にありますが、技術系と事務系で初任給に大きな違いは見られません。

企業規模や業種によって初任給に違いがある面も見られ、企業規模が大きいほうが初任給も高くなる傾向にあります。

2.残業・労働時間

総務省が2015年に公表した「労働力調査」のデータによれば、1週間の就業時間が60時間以上の雇用者の割合は、運輸・郵便業18.3%、建設業11.5%、教育・学習支援業11.2%の順に高いことが分かります。

ブルーカラーの職種のほうが労働時間や残業時間が多い傾向にあるものの、ホワイトカラーの職種であっても業種によっては残業が多いと言えるでしょう。

電気・ガス・水道業などのインフラ関連では3.6%となっており、比較的労働時間が少ないことが分かります。自分のライフスタイルとあわせて、どの業種であれば仕事と生活のバランスをうまくとっていけるのかを考える必要があるでしょう。

注目の「メタルカラー」とは?

産業技術の高度化に伴って、従来のホワイトカラーやブルーカラーにあてはまらない職種も生まれてきています。

AI(人工知能)を搭載したロボットなどを開発するといった創造的な工業技術者のことを指して、「メタルカラー」と呼ぶことがあります。

技術の進歩によって、これまでは人が担ってきた役割がAIに置き換えられていく流れも次第に生まれつつあるのです。より付加価値の高い仕事をしていくことが求められていると言えるでしょう。

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