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エンゲージメントの調査方法と質問のポイント

(写真= Rawpixel.com/Shutterstock.com)

従業員のエンゲージメントが上昇することで、企業の業績や離職率が改善されるといわれています。エンゲージメントを高めるための取り組みには、まずは自社のエンゲージメントの現状調査をする必要があります。 今回は、エンゲージメントの調査方法と質問のポイントを考えてみましょう。

エンゲージメント調査の必要性

企業が将来に向けて成長し続けていくためには、「人材」は最も大切な要素です。従業員がどのように考えていて、どのように行動するのかは、企業にとってはとても重要です。なぜなら、企業の方向性を決める「戦略」を考え、実行していくのは、「人」だからです。

伝統的な優良企業が長い歴史の中で組織が官僚化したり、ベンチャー企業が成功して規模が大きくなるにつれて、組織が保守化してしまうことがあります。企業を取り巻く環境が目まぐるしく変化している現代において、従業員の考え方が内向的になってしまっていては、企業の将来は不安です。

グローバル化やM&Aによる企業の拡大もエンゲージメント調査が必要とされる理由の一つになります。企業が優秀な人材を採用し、その人材が継続して働き続ける環境であれば、企業の総合力は上昇していくことになるでしょう。企業経営者が、従業員の考え方や行動の現状を確認するためにエンゲージメント調査は大切なスタートラインです。

エンゲージメントの調査方法

エンゲージメントの調査は、自社で行う方法と、エンゲージメント調査・分析を専門的に実施する外部企業に委託する方法があります。 自社で行う場合はコスト面で優位性があります。一方、外部企業に委託する場合は自社で実施するよりもコストがかかる一方で、時間や手間を軽減でき、多角的な視点で調査を行えるというメリットがあります。

エンゲージメント調査の例として、5つのステップを紹介しましょう。

1.調査を実施する目的を考える

1つ目は、エンゲージメント調査を実施する目的を考えることです。目的によって、調査を実施する従業員の対象や調査の方針を決めていきます。

2. 具体的にアンケートを作成する

2つ目は、調査の方針に沿って、調査目的と企業の現状にあわせた調査項目を考え、具体的にアンケートを作成します。

3.アンケートの実施

3つ目は、アンケートの実施です。紙ベースやWEBなど、自社で最適な実施方法でアンケートを実施します。

4.調査結果の収集と課題分析

4つ目は、アンケート調査結果の収集と課題分析です。アンケートを集計し、従業員エンゲージメントの現状と問題点、課題を洗い出します。

5.解決策を検討

5つ目は、エンゲージメント調査の結果を踏まえて、問題点や課題の解決策を検討します。

エンゲージメント調査の質問のポイント

エンゲージメント調査の代表的な質問に、「この会社で働くことに誇りを持っているか」「会社の価値観を支持しているか」などがあります。従業員のエンゲージメントの高さは、従業員の「考え方」「感じ方」「行動の仕方」が影響してきます。それぞれの現状が的確に調査できるように質問を考える必要があります。

従業員が会社のゴールを理解していて、自分の仕事が会社のゴールと結びついていることを理解しているかどうかが分かるような質問を考えることもポイントの一つです。また、従業員が部署やチームの中で、同僚とコミットメントがとれているかが分かる質問も必要です。さらに、従業員に適切なツールや情報が与えられているのかが分かる質問も重要です。

エンゲージメント調査の結果を経営に生かす

エンゲージメント調査は、アンケートを取るだけでなく、調査結果を経営に生かす ことが目的です。そのためには、調査の目的を考え、目的に沿って適切な方針と調査項目を考えなければなりません。

また、エンゲージメント調査で実際に使用するアンケートなどの質問は、現状が的確に調査できる内容のものを準備しなければなりません。調査結果を参考に現状の組織・人事面での問題点や課題を幅広く洗い出し、企業の経営計画策定に生かし ましょう。

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