平均はいくら?いつ貰える?世間のボーナス事情を紹介

(写真=bunyarit klinsukhon/Shutterstock.com)

ボーナスの話題というのは、いつの時代も注目を集めます。2018年は、ボーナスが前年に比べて多く出たという企業が多かったようです。実際のところ、ボーナスというのはどれくらい貰えるのが一般的なのでしょうか。公務員のボーナスなど、気になる世間のボーナス事情を紹介します。

2018年のボーナス、平均はいくらだった?

2018年のボーナスの平均額はどれくらいだったのでしょうか。いくつかのデータから見てみましょう。

毎月勤労統計によると、夏のボーナスについては、前年比4.7%増の、38万3879円だっ たそうです。一方、経団連の発表によると、夏のボーナスは、前年比8.62%増の、95万3905 円でした。経団連企業には大企業が多いため、絶対額が多いのはもちろんですが、増加率も大企業のほうが高かったようです。

冬のボーナスについては、勤労統計ではまだ発表されていないものの、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査によると、民間企業の平均は、39万2103円と予想されていま す。一足早く発表された経団連の発表では、前年比3.49%増の95万6744円だったことを考えると、民間企業の平均は、39万円前後と考えられるでしょう。 夏も冬も、2018年のボーナスは、比較的好調に推移したようです。

ボーナスはいつ貰えるのが一般的?

民間企業では、ボーナスはいつ頃支給されるのでしょうか。

夏のボーナス、冬のボーナスという言葉があるように、夏のボーナスは7月初旬、冬のボーナスは12月初旬に支給されるというところが一般的なようです。

しかし、企業によって、ボーナスの支給日は異なっています。年に1回のみのケースや、3月、9月に支給されるところもあるようです。ただし、傾向としては、クリスマス商戦や夏のセールに合わせて出るケースが多いようです。

民間企業と公務員、ボーナスはこう違う

公務員のボーナス事情も見てみましょう。実は、民間企業と公務員は、ボーナスに関しては異なる部分が多くあります。

国家公務員の場合、国家公務員法により、給与等の勤務条件は、社会一般の情勢に適応するように定めることとされており、給与調査などを経て、最終的には人事院勧告という形で給与が決定します。ボーナスも同様で、期末手当と勤労手当という形で、支給される月数が決まっています。平成30年現在、国家公務員のボーナスは4.4か月分ということが決まっ ているのです。また、ボーナスの支給日も、夏は6月30日、冬は12月10日と決められています。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査によると、国家公務員の2018年のボーナスは、夏が65万 2600円と前年比で1.6%の増加、冬のボーナスは72万4238円と前年比で6.3%の増加になる見込みです。民間同様、公務員のボーナスも増えてい るようですね。

ボーナスはどう使われている?

では、ボーナスはどのように使われているのでしょうか。

アンケートの結果を見てみると、ボーナスの使い道としては、夏・冬ともに「貯金」が最も多く、次いで「旅行や外食」に使う人が多い ようです。ボーナスといえど、一度に使うことはせず、堅実に貯蓄に回す人が多いようです。また、夏のボーナスでは「ローン返済」や「子どもの教育」が上位であるのに対し、冬のボーナスでは「衣類」や「食品」が上位になっています。冬はクリスマスや年末年始の影響で消費行動につながりやすいのかもしれません。

ボーナスも賢く使いたい

2018年のボーナスは、民間企業、公務員ともに増額の傾向にありました。何にお金を使うべきかしっかり計画を立て、貯蓄・投資・消費にバランスよく使いたいですね。ボーナスの増額により資金に余裕が出た場合には、積立投資などにもチャレンジして、老後資金の準備や資産運用の一助とするのもいいかもしれません。

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